こちらではスピリチュアルペインのケアについて看護師さんから頂いた質問にお答えしております。
すべての患者さんに癒しが起こることを願っています。
・質問「スピリチュアルペインのケアをしたい看護師です」
・スピリチュアルペインのケアに関する回答
人が生まれた理由・意味
なぜ生きるのか?
なぜ人は苦しまなくてはいけないのか?
亡くなった後に人はどうなるのか?
スピリチュアルペインのケアをしたい看護師です
はじめまして。スピリチュアルペインのケアをしたい看護師です。わたしは患者さんの心・精神的な痛みを少しでも取り除きたいと思っています。
肉体的な痛みは医療で緩和できても「自分はなんのために生きてきたのか」「これまでの自分の人生はいったいなんだったのか」これらのことで精神的に落ち込んだり恐怖を感じてしまう方がいらっしゃいます。
最終的には私はなんのために生まれてきたのかという質問になるんです。その言葉を言われる度に、わたしは返事に困ってしまい心苦しくなってしまいます。自分自身でも分からないんです。
科学だとか心理学だとか、スピリチュアルだからとか言っていられなくなりました。スピリチュアルペインのケアができるなら藁にもすがる思いです。そこで、スピリチュアルな視点からのアドバイスも頂きたいと思い探していてこちらにたどり着きました。
スピリチュアルペインのケアに繋がることなら何でも構いません。教えて欲しいんです。とくに、人が生まれた理由・意味、なぜ生きるのか?亡くなった後に人はどうなるのか?という点について教えて頂けると幸いです。
看護師としてスピリチュアルペインのケアはしっかりと行っていきたいと思っています。医療ではまだまだスピリチュアルペインのケアに十分な対応がなされているとは思えません。これを何とか変えていきたいのです。
またスピリチュアルペインのケアに限らず個人的にもストレスや悩みを抱えることもあり、この人生にいったいどんな意味があるのか、なぜ人は苦しまなくてはいけないのか…などの疑問に当たったりします。
患者さんに限らず、今は多くの日本人にこのスピリチュアルペインのケアが必要なのでは?と思うようになったんです。どうか力を貸してください。お願い致します。
スピリチュアルペインのケアに関する回答
ご質問ありがとうございました。スピリチュアルペインのケアについて真剣に考えて下さる看護師さんがいること、本当に嬉しく思います。
スピリチュアルペインという言葉自体を知ったのはつい最近ですが、私自身も長年なぜ人は生まれてきたのか?なんのために生きているのか?人はどこへ向かうのか?という疑問の答えを探し求めてスピリチュアルな世界にたどり着きました。
そこで得た真理をすべてお伝えします。
最初は不思議に感じたりするかもしれませんが、これは何よりも科学的で現実的な話です。(科学の進歩と共に解明されていくでしょう)
人が生まれた理由・意味
わたしたち人間が生まれた理由や意味は個人個人の魂として見るとたくさんあります。
覚えてはいないかもしれませんが、前世で成し遂げられなかったことを今生こそはやりとげようという決意を胸に生まれてきます。
( ※最近は前世や生まれる前の記憶を持って誕生する子供たちもいます 。忘れてしまう前に身近にある程度しゃべられるようになった小さなお子さんがいるなら〇〇ちゃんは生まれる前に何してたの?大人だった頃何してたの?と聞いてみると良いでしょう)
親も、兄弟も、友人も、恋人も、人生で出会うキーマンも、人生のどこで、どの時期に出会うか?ということを予め大まかに決めて生まれてくるのです。
人間関係に限らず、人生のこのタイミングで大きなできごとが起こる、人生の転機が訪れるなど、今生の目的を達成するためのシナリオを予め決めて生まれてきます。
スピリチュアルな魂の設計図(ブループリント)を作り、この地球にやってくるのです。
輪廻転生については記憶がないとどうしても信じがたいかと思いますが、人は今生この地球でやるべきことをやるため、過去生の課題をクリアにするために生まれてきました。
なぜ生きるのか?
過去生の課題、今生やるべきことは細かくみると人それぞれ違ったものがあります。
例えば前世で親に対してひどいことをしてしまった場合、今生は親からひどいことをされる…というようにカルマを解消させるできごとが起こるでしょう。
カルマと言うと神様からの罰のように思われる方も多いのですが、決してそんなことはなく、これはただプラスマイナスゼロに戻す宇宙の法則だと思って下さい。罰ではなく学び・成長のチャンスなのです。
そして、ほとんどの人はこの地球という3次元を楽しみ、体験を味わうために生きています。例えば遊園地を想像してみてください。
中には働きに行く人、依頼された工事・修理を行いにいく人もいるでしょう。
しかし大抵は遊園地で遊びたいと思って向かうものです。
たくさんの乗り物を体験し楽しい思い出を作りたいと。
人は今生の体験を楽しむために生きるのです。
そして、最終的にはすべてのことを体験し、すべてを成し遂げて家(根源・神のもと)に帰ります。
なぜ人は苦しまなくてはいけないのか?
この世界には宇宙の法則というルールがあります。
その中には様々な法則があり、ここでは原因と結果の法則が役立つでしょう。
想像してみて下さい。小石を頭上に投げたらそれはやがて自分の頭に落ちてきて少し痛い思いをします。もっと大きな石だったら大参事になることでしょう。
目の前の壁を避けずに進んだらやがて衝突して痛い思いをします。
壁に対してそこを退くように言っても一向に壁が動くことはないでしょう。
自分が動く必要があるのです。
この例だと原因や苦しまずに済む対処法が分かりやすいですが、現実はもっと複雑です。
中には自分で小石を投げたのをすっかり忘れて、「小石が落ちてきたのは神様の罰だ」「私に小石を投げたのは誰だ?親か?子供か?気に入らないあの人か?」と思ってしまったりします。
そして「全部あいつが悪い」「こんなに苦しいのは周りのせいだ」となってしまうのです。
また、壁にぶつかったとき、「この壁は絶対に動かないからもう前に進めない」「もうわたしの人生は終わりだ」と思ってしまう事もあります。
すべての苦しみは無知や誤解から生まれます。
だから学び、気付く必要があるのです。
気付いてしまえばもうその学びは終わりで、わざわざ痛い思いをする必要はないのです。
例えば不規則な生活をしている人がいるとします。
このままこの生活を続ければ体を壊してしまうこともあるでしょう。
不規則な生活(原因)と病気(結果)という体験をすることになります。
不規則な生活は病気の原因になるのだと学び・気付き、行動を改めれば病気になることはないのです。
また、苦しみを味わうことで望みに気付くこともできるでしょう。
最悪な人間関係に直面したら最高な人間関係を望むはずです。このように様々な体験をしながら、好ましいものと好ましくないものが分かってくるようになります。
苦しい思いをしたとき、「ではわたしは何を望むのか?」と自問するようにしてみてください。
そしてその望みに意識を向けて、その実現を信じてポジティブな気持ちになることが大切です。
これについては引き寄せの法則が役に立つでしょう。
亡くなった後に人はどうなるのか?
人が3次元で亡くなり3次元の肉体を脱ぐと、今度は魂の存在として4次元に移行します。
そこでは4次元の肉体をまとうのです。
肉体と言っても地球の物質体よりもエネルギーが軽いので物をすり抜けることができます。
4次元で多くの人は3次元で生活していた頃と同じような生活をすることになるでしょう。
中には自分が亡くなったことに気付かずに生きている人もいます。
そこで高次元の存在にサポートされながら学び、4次元での学びを終えると今度は4次元の肉体を脱いで5次元へと移行します。
5次元はさらにエネルギーが高くなるので実体のない魂の存在として生きます(肉体はないけど私はいるという感覚)細かく説明すると難しくなってしまうので割愛しますが、大まかに3次元→4次元→5次元→6次元→魂の休憩と今生の総まとめという順を追って、今生の総まとめを吟味して次の目標を立て(ブループリント)再び地球へと転生します。
スピリチュアルペインのケアで「このことを話しても理解してもらえないかもしれない」と思うかもしれません。
しかし、理解はできなくても魂は知っています。
ここまで話すかの判断はお任せしますが、恐れを抱いている患者さんに魂は永遠の存在で、あなたが消えてしまうことは絶対にないということを伝えてあげてください。
どんな小さなことでも、今できることなら「何でも好きなこと」を体験させてあげてください。
そして、(真理を明かさない場合たとえ話として)もしも好きな人生を選んで生まれ変われるとしたら、今度はどんな体験をしたいか、どんな人間になりたいかと希望に意識を向けるようにしてあげてください。
実際、前世は貧乏だったから今生はお金持ちの親を選んで生まれてくる子供たちもいます。
逆にお金よりも本当の仲間を得るためにやってくる子供たちもいるのです。
こうして様々な体験を通して遊びつくしたあとに、人はそろそろ家(宇宙の根源・神のもと)に帰りたいと願い、魂の修練をつんで悟りの道へと向かっていくのです。
宇宙の根源・神のもとにはすべてがありました。わたしたちは元々神と一体化していたので、すべての自由がありました。
そして今でもわたしたちは神と繋がっています。
何があっても、3次元の肉体が滅びようとも、あなたの魂は不滅の存在で安全なのです。
スピリチュアルペインのケアを通してあなたの魂は大切なことを学んでいくでしょう。
患者さんのケアをすると共に、あなた自身も今生の旅を楽しんでくださいね。